〒860-0811 熊本県熊本市中央区本荘2丁目3-27-1F

熊本大学病院前

熊本市中央区のむし歯治療で人気の歯医者と言えば「はさま歯科クリニック」

むし歯が発生するメカニズムとは

STEP01

口の中に潜む細菌と糖分の出会い

口の中には数多くの細菌が住んでおり、その中には悪い働きをする「むし歯菌」が潜んでいます。彼らの大好物は、食事やおやつに含まれる糖分。菌たちは糖分をエサにして活発に活動し、歯の表面にネバネバとした住処(プラーク)を作り出し、その内部で糖を分解する過程で酸を放出。これが、歯を溶かすトラブルの始まりです。

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STEP02

酸による攻撃:脱灰(だっかい)

エナメル質という人間の体の中で最も硬い組織で覆われている歯の表面。しかし、エナメル質には「酸には弱い」という弱点があり、むし歯菌が作った酸に長時間触れ続けると内側からカルシウムやリンといった成分が溶け出します。

STEP03

唾液による修復:再石灰化(さいせっかいか)

歯は酸によって溶かされる一方で、常にダメージを受け続けているわけではありません。口腔内では「再石灰化」と呼ばれる、歯を自然に修復する働きが日常的に起こっています。
この再石灰化を担う重要な役割が唾液です。唾液には、酸を中和して口腔内環境を整える働きや、酸によって溶け出したカルシウムやリンなどのミネラルを歯の表面に再び取り込み、歯質を修復・強化する作用があります。
この「脱灰(だっかい)」と「再石灰化」のバランスが保たれていることで、歯の健康は維持されています。

STEP04

バランスの崩壊と「むし歯」の発生

通常は「脱灰」と「再石灰化」がシーソーのようにバランスを取り合って保たれている歯の健康。しかし、ダラダラ食べや歯磨き不足でプラークが残ったままになると、酸の攻撃時間が長くなり、唾液による修復作業が追いつかなくなります。
そして、エナメル質の壁が持ちこたえられなくなり、組織が崩壊して穴が開く。これが「むし歯」の正体です。一度穴が開いてしまうと自然治癒することはないため、歯科医院での治療が必要になります。

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もしかして、むし歯かも。こんな症状ありませんか

初期段階

  • 歯の表面が白く濁っている、または茶色っぽく変色している
  • 歯の溝が黒くなっている
  • デンタルフロスや糸ようじが、いつも同じ場所で引っかかる

中期段階

  • 冷たい水や空気、アイスクリームなどがしみる
  • チョコレートやキャラメルなど甘いものを食べると痛む
  • 食事の際、食べ物が歯の間に挟まりやすくなった

後期・重度段階

  • 何もしなくてもズキズキと脈打つような激しい痛みがある
  • 噛み合わせたときに鈍い痛みや違和感がある
  • 歯ぐきがプクッと腫れたり、そこから膿が出たりする

当院のむし歯治療のポイント

麻酔の不快感を極限まで減らす無痛配慮

当院ではいきなり麻酔の注射針を刺すことはありません。まずはゼリー状の表面麻酔を歯ぐきに塗り、針が入る瞬間のチクリとした感覚を軽減。さらに、一定の速度でゆっくりと薬液を入れる電動注射器を使用するなど、細部まで徹底した配慮を行い、いつ麻酔をしたのか分からないほどストレスの少ない処置を目指しています。

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健康な歯を守り抜くミニマル・インターベンション

一度削ってしまった歯は、二度と元の姿には戻りません。だからこそ当院では、むし歯に侵された部分だけを精密に取り除き、健康な歯質は可能な限り削らずに残すという「ミニマル・インターベンション(MI)」という考え方を重視。拡大鏡などを活用して患部をシビアに見極め、天然歯の寿命を最大化する丁寧な処置を心がけています。

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CT診断による迷いのないスピーディーな治療

進行したむし歯や根の治療において重要なのは、歯科用CTを用いた3次元的な患部の解析。神経の走行などを事前に把握してから治療に入るため、時間を浪費することがありません。治療時間を短縮することは、患者様の負担を減らすだけでなく、傷口を開けている時間を減らし、感染リスクを下げることにもつながります。

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治療の連鎖を断ち切る、再発させない精度

詰め物の隙間から再び菌が入り込む二次カリエス(二次むし歯)を防ぐため、当院では詰め物や被せ物の精度に徹底的にこだわります。適合の良い修復物を製作し、段差や隙間なく接着させることで、細菌の侵入経路を封鎖。治して終わりではなく、その歯が長期にわたって機能し続けることをゴールに見据えた医療を提供します。

むし歯の進行段階と治療法

STEP01

C0:初期むし歯

表面のエナメル質からミネラル分が溶け出し、白く濁って見える状態です。まだ歯に穴は開いていないこの段階であれば歯を削る必要はありません。適切なブラッシング指導と高濃度のフッ素塗布を行うことで、唾液による修復作用(再石灰化)を促し、健康な状態に戻せる可能性があります。

初期むし歯

STEP02

C1:エナメル質のむし歯

歯の表面にあるエナメル質が溶かされ、小さな黒ずみや穴ができ始めた状態。エナメル質には神経が通っていないため、この段階ではまだ痛みを感じることはありません。むし歯になった部分を最小限だけ削り取り、歯科用のプラスチック(レジン)を詰めるだけで完了します。

エナメル質のむし歯

STEP03

C2:象牙質のむし歯

むし歯がエナメル質の下にある柔らかい象牙質まで進行した状態です。象牙質は神経に近いため、冷たいものがしみるといった自覚症状が現れ始めるほか、進行スピードが早まるため放置は危険。治療では局所麻酔を行い、汚染された部分を削って詰め物(インレー)で修復します。

象牙質のむし歯

STEP04

C3:神経まで達したむし歯

むし歯が歯髄(神経)まで到達し、激しい炎症を起こしている状態です。何もしなくてもズキズキと脈打つような激痛を伴い、夜も眠れないほどになることがあります。この段階では汚染された神経を取り除き、根の中を消毒して薬を詰める根管治療が必要です。

神経まで達したむし歯

STEP05

C4:歯根だけ残った状態

歯の頭の部分(歯冠)が完全に溶けてなくなり、根っこだけが残っている末期の状態。神経が死んでいるため、痛みを感じないこともありますが、根の先で膿が溜まると再び激痛や発熱を引き起こすリスクがあります。基本的には抜歯となる可能性が高いですが、歯の状態によって引っ張り出して被せ物をするなど、保存を試みる場合もあります。抜歯後は、インプラントや入れ歯などで噛む機能を回復させます。

歯根だけ残った状態

治療後の再発予防こそが重要です

「痛みが消えたから、もう大丈夫」。そう安心して通院をやめてしまう方は少なくありません。しかし、歯科治療はあくまで壊れた部分を人工物で補う修理に過ぎず、むし歯を作ってしまった患者様の口の環境や習慣そのものが解決したわけではないのです。
その原因を取り除かないままでは、同じ場所に再び菌が入り込み、次はさらに深く削ることに。この「治療の繰り返し」という負の連鎖を断ち切る鍵は、治療後のメンテナンスにあります。
当院では、むし歯治療が終わった瞬間を「予防のスタートライン」と捉えています。二度と痛い思いをしないために、そして皆様の大切な歯を一生涯守り抜くために。せひ予防のための通院を始めましょう。